Byteball開発者向け情報wiki - テストネットで動かす開発環境を作る
開発時に動作確認する際Bytesが必要になる場合がありますが、
本番環境で開発するとその都度自分の所有するBytesを使わなければならないため効率が悪く
資産を減らすことにもなります。
テストネットに繋ぐことでテストネット専用のBytesを使い本番環境と同じ動作確認を行う事ができます。
ここではテストネットへ繋ぐ方法を解説します。


開発環境の構築

まだ通常の開発環境のセットアップが終わっていない場合は下のリンクから
開発環境を作ってください。
これを基に変更を加えます。
環境を作る際はこのページの手順が終わるまでコードは実行しないでください。
http://byteball.memo.wiki/d/%B3%AB%C8%AF%B4%C4%B6%...

アプリをテストネットに繋げる

まず、あなたが開発するアプリをテストネットに繋ぐように変更します。

設定ファイルの書き換え


ディレクトリに移動
*~/test/はあなたのByteballアプリのディレクトリに置き換えてください。
cd ~/test/

conf.jsのhubを書き換え
exports.hub = 'byteball.org/bb-test';

conf.jsに以下の項目を追加
hoge@mail.comは各自のメールアドレスに書き換え。適当でも問題なさそうです。
exports.bLight = true; //ライトウォレットとして起動したい時に使用するようです。[要調査]
exports.admin_email='hoge@mail.com';
exports.from_email='hoge@ mail.com';

Byteballcoreの設定書き換え

*~/test/はあなたのByteballアプリのディレクトリに置き換えてください。
cd ~/test/node_modules/byteballcore
constants.jsの以下の箇所を書き換える

書き換え前
exports.version = '1.0';
exports.alt = '1';

書き換え後
exports.version = '1.0t';
exports.alt = '2';

テストネット用GUIウォレットの準備・bytesの準備

テストネットウォレット(GUI)を以下からダウンロード。
インストールしてください。
*通常のウォレットとは独立しているので上書きされることはありません。
https://byteball.org/testnet.html

起動したら以下のペアリングコードでテストネット用のbyteball-faucetに接続します。
AxBxXDnPOzE/AxLHmidAjwLPFtQ6dK3k70zM0yKVeDzC@byteball.org/bb-test#0000

接続したら左下の「・・・」をクリックして
「Insert my address」を選択して送信。

しばらくすると返信が来てテストネット専用のbytesが送られて来ます。
1日ごとに決まった額が補充されるため、無限に補充できるわけではないので注意が必要です。

引用・参考ページ